宙のアルバム

猫の宙を中心に最近の話題から家庭の出来事気まぐれに書きます。

<フィギュア>真央 ロシア流ジャンプで史上初の快挙「今は達成感」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081214-00000001-maiall-spo

フィギュアスケート・GPファイナル最終日(13日、韓国・高陽)跳んだ、決めた、逆転だ!! 世界女王の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が女子フリーで、女子では国際大会初の快挙となる2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、ショートプログラム(SP)2位からの逆転で3大会ぶり2度目の優勝を果たした。SP首位の金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=は2位。中野友加里(23)=プリンスホテル=は5位、安藤美姫(20)=トヨタ自動車=は6位だった。

 高く、美しく、華麗な放物線が描かれた。「トリプルアクセル」は真央の代名詞。それを女子で初めて2度、決めた。女子の国際大会では初の快挙となる、2本の大技を大舞台で成功させた。

 今シーズン序盤から味わった苦難の先に、歓喜が待っていた。逆転でつかんだ「GP女王」の座。真央は自己採点で「95点!」。「3年ぶりだし、とてもうれしい」と大きな笑顔が広がった。

 SP首位のライバル金妍児を追い、0.56点の小差の2位で迎えたフリー。冒頭のトリプルアクセル−2回転トーループのコンビネーションをしっかりと跳んだ。次の単独の3回転半もきれいに着地。満員となった3650人収容のスタンドを黙らせる。会場は金妍児の母国、地元選手に有利な判定を下しがちなジャッジに、地の利を与えないほど圧倒的な演技。転倒ジャンプ以外で回転不足の判定はなし。「アクセルが2回認定されたことが、すごくうれしい。達成感がある」と演技後、両腕を天に突き上げた。

 後半に予定していた2連続3回転の1つ目で転倒したが、気落ちせず、「仮面舞踏会」の重厚な調べにふさわしい、力強い滑りで観客を自らの世界に引き込んだ。技術点はライバルを約4点上回る64.57点。「ジャンプの真央」が「表現力の金妍児」を抑え込んだ。

 今季のGPシリーズ初戦、11月のフランス杯はジャンプが乱れて2位。これを契機に、今季から師事するロシア人のタチアナ・タラソワ・コーチ(61)と対話を重ねた。前戦のNHK杯の練習でも「アクセルを練習したい」とはっきり訴えた。短時間で集中するロシア式にシフトしつつ、ジャンプの時間も十分に確保。不安は消え、2人の呼吸は試合を重ねるごとに合ってきた。タラソワ・コーチも「真央を誇りに思う」と満面の笑みを浮かべた。

 金妍児との直接対決はこれまで7度。ともに3勝ずつあげていたが、これで勝ち越した。タイトル以上に、大きな手応えをつかんだ敵地での一戦。「周りの方に言われるから、やっぱり(金妍児を)意識します。すごく刺激をもらえる相手です」。10年バンクーバー冬季五輪へのプレシーズン。2人の一騎打ちは今後も続くが、衝撃のインパクトを残して、“先勝”した


いやあ〜たいしたもんだね、おめでとう真央ちゃん