氷川きよし「きよしとこの夜」最終収録にしみじみ

演歌歌手の氷川きよし（３１）が１６日、東京・渋谷のＮＨＫで、ホスト役を務める「きよしとこの夜」（木曜・後１０時）の最終収録（３月１２日放送）を、ベッキー（２４）、グッチ裕三（５６）とともに行った。

　０５年３月２８日から、４年間で放送回数は１５８回。約４００組のゲストを迎え、歌った曲は約７５０曲、作った料理は約２５０品目にのぼる。

　きよしは「親方（裕三）にはアドバイスしていただいた。ベッキーちゃんに途中で参加していただいて、番組に花が咲いて盛り上がった。３人でいるとホッとする」と、しみじみ。一番の思い出は「志村けんさんがゲストでいらっしゃったとき、初めてコントに挑戦したこと。１０円ハゲのカツラをかぶったりして、楽しかった」と振り返った。

　ベッキーは、きよしを「こんなに大スターなのに腰が低い」と絶賛。思い出については「私のピアノの伴奏で、氷川さんとグッチ裕三さんと西田敏行さんが歌って下さったときは幸せでした」と笑顔で話した。

　裕三は「きよしくんは紅白大トリ。ベッキーはＣＭ女王。おれは何なんだ、と思ったけど、おれがいい加減なことをしても、ちゃんと締めてくれた」と感謝。しかし「仲はいいけど、ベッキーの電話番号知らないんだよね。教えてって言ったら、『１００万円』って言われた」と苦笑いだった