宙のアルバム

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「おくりびと」100カ国届く!

第81回米アカデミー賞で日本作品として初の外国語映画賞を受賞した映画「おくりびと」に対し、配給元の松竹に早くも海外の配給会社からオファーが殺到していることが24日、明らかになった。また主演俳優の本木雅弘(43)と滝田洋二郎監督は現地で一夜明けの会見を行い、あらためて喜びを語った。また本木に対し、元「シブがき隊」のメンバーも祝福。薬丸裕英(43)は、生放送の電話で本木と対談、布川敏和(43)もブログで称賛した。一方、授賞式に参加した共演の女優・広末涼子(28)は、成田空港に帰国した。
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 日本映画初の偉業から一夜明け、「おくりびと」の海外セールス担当の電話は、鳴りっぱなしとなった。
 配給元・松竹の海外ライセンス室によれば、外国語映画の頂点に立った「おくりびと」に海外のバイヤーからの配給オファーや問い合わせが殺到したという。現在も米国、欧州、南米など36カ国での配給が決定しているが、その数字は飛躍的に伸びそうな勢い。関係者は「オファーを精査していくが、100カ国に届くのでは」と語った。過去の作品の海外配給は買い手市場だったが“オスカー受賞”という大きな勲章を得ただけに、条件のいい交渉を慎重に選択していく方針だという。
 世界的な注目が注がれる中、本木は現地で滝田洋二郎監督とともに会見を開いた。前夜はスタッフらと深夜まで祝杯を挙げただけに疲れた表情を見せながらも「役者として、熟成して次のステージに進まないといけない時期。自分の扉を開く起爆剤になれば」と決意を語った。
 またこの日も“おくりびとフィーバー”は継続。本木はテレビ各局の生放送に出演。元「シブがき隊」のメンバーからも祝福された。TBS・MBS系「はなまるマーケット」では司会の薬丸と電話で対談。薬丸から「地道な努力が大輪を咲かせたね」とねぎらわれ、本木は「なんか面白いですね、人生って。どこに流れていくか予測できないもんね」と笑った。
 また布川もブログで「青春を共にした友が、こんなに立派で 大きな賞を取るなんて最高。アッパレ!本木!世界一!」とコメントした。