コートジボワールに0−2で敗れる=サッカー日本代表
サッカー日本代表は4日、スイスのシオンでワールドカップ・南アフリカ大会前の最後の強化試合となるコートジボワール戦に臨み、セットプレーから2点を奪われ、0−2の敗戦を喫した。
日本は本田圭佑、阿部勇樹、川島永嗣ら5月30日のイングランド戦と同じ顔ぶれが先発に名を連ね、中村俊輔はベンチスタートとなった。一方のコートジボワールは、ドログバ、エブエ、トゥーレ兄弟らがスタメン入りを果たした。
日本は前半13分、コートジボワールにFKを与える。ドログバの蹴ったボールは壁に当たり、これを闘莉王が触ってオウンゴール。日本が早くも1点ビハインドを背負う。19分には、ドログバが右腕を痛めて負傷交代。その後、スコアは動かず、日本が1点のリードを許して試合を折り返した。
後半に入ると、岡田武史監督は一気に交代のカードを3枚切る。本田に代えて中村俊輔、遠藤保仁に代えて中村憲剛、阿部勇樹に代えて稲本潤一を投入。さらに玉田圭司、森本貴幸をピッチに送り出すが、同点ゴールは奪えず。逆に35分、FKからコロ・トゥーレに追加点を奪われ、0−2で敗れた。日本は4月のセルビア戦から親善試合で4連敗となった。
なおこの後、両チームの合意で45分間の練習試合が実施される。