宙のアルバム

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氷川きよし“育ての親”ゴルフ場事故死

 歌手・山川豊(53)、氷川きよし(34)らが所属し、多くの芸能人を育て上げた芸能事務所「長良グループ」の会長・長良じゅん(本名・神林義忠)氏が3日午前7時30分(現地2日午後0時30分)、滞在先の米国・ハワイで死去した。74歳。同事務所は、死因についてホノルル近郊のゴルフ場でラウンド中にカートを運転していた際の事故とし「詳しい状況は調査中」と説明。関係者の話によると、カートの運転操作を誤ったものとみられる。葬儀、告別式は未定。

 多くの歌手、俳優を育て、芸能界の父親的存在だった重鎮が突然、天国へと旅立った。

 複数の関係者によると、長良氏は現地時間の2日午前中、滞在先のハワイ・ホノルル近郊の名門ゴルフ場でラウンド中、17番ホール付近でカート運転中に事故に遭い、救急車で現地の病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認されたという。

 事故発生時の状況については、関係者の話を総合すると「カート乗車中に溝に落ちたため」「ティーショットを打った後、移動する際に何らかのはずみでカートがコンクリートの壁にぶつかった」などの情報がある。また、現地メディアによると、カートを運転中に溝に突っ込む形で落ち、同乗していた男性もケガを負ったと報じているが、同プロダクション関係者は「状況など事実関係を確認中」としている。

 長良氏はもともと、芸能界では営業面での仕事に従事していたが、20代のころ当時スターだった雪村いずみのマネジャーとして活躍。その後も浜村美智子、弘田美枝子のほか、59年「黒い花びら」の大ヒットで第1回日本レコード大賞を受賞した水原弘さんらを手掛けた。その後低迷した水原さんを再び表舞台に復活させた際も陰で支えた。

 近年ではプロデューサーとしても活躍し、低迷する演歌界の中で氷川きよしを見いだして日本を代表する若きスターに育て上げた。ほかに、山川豊田川寿美水森かおりらを紅白出場歌手として育て、AKB48の岩佐美咲も同プロに所属。また、中村玉緒ささきいさおグッチ裕三らも同グループに所属している。

「デイリースポーツより引用」