七草粥の知識
http://www.kikkoman.co.jp/homecook/college/10shoga/nanakusa.html
七草粥の由来は?
七草粥の歴史にはいろんな説があります。中国から伝わったものだったとか、七草ではなくて七穀だったとか。ちなみに最初はお粥ではなく、七種類の青菜を煮た汁物だったそう。現在のようにお粥の状態にして食べるようになったのは、室町時代からだといわれています。
また7日に七草粥を食べることには、「無病息災を願う」という意味があります。「枕草子」にも登場するのですが、平安時代、七草は「若菜」と呼ばれていました。この若菜は「病疾を除く」といわれていたそう。そこで「7日に若菜(七草)を食べる=無病息災を願う」という風習が、現在まで伝えられてきたのです。
七草粥は中華風で!
「えっ、日本の伝統食を中華風?」そう思われた方もいるのではないでしょうか?だまされたと思って、七草粥を中華風のお粥で食べてみてください。
なぜかというと、七草粥に入っている青菜は、体内でビタミンAに変わるβカロテンをたくさん含んでいます。ビタミンAは脂溶性ビタミンといって油に溶けでる性質を持っています。吸収率の違いは生だと10%、加熱すると30%、しかし、油と一緒だと80%にもなるのです。せっかく青菜をたくさん入れて食べる七草粥を効果的に食べてもらいたい!そこで普通の日本のお粥ではなくて、鶏スープでお粥を作る中華風のお粥にしてほしいのです。
簡単なので、ぜひお子さんと一緒につくってみてくださいね。
簡単中華風七草粥のレシピ
http://allabout.co.jp/children/shokuiku/closeup/CU20051227A/index2.htm