レミオロメン初ベスト発売祝い渋谷でシークレットライブ

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９日にベストアルバム「レミオベスト」を発売した３人組バンド「レミオロメン」が同日、東京・渋谷にあるファッションビル「１０９」前で発売記念のシークレットライブを開いた。ステージは、沢尻エリカさん主演のドラマ「１リットルの涙」（フジテレビ系、０５年）の挿入歌に起用されヒットした「３月９日」にちなんで、午後３時９分にスタート。ボーカル、ギターの藤巻亮太さん（２９）が「お騒がせしてすいません。初のベストアルバムが出ました」とファンに報告し、「最初は友人の結婚式を祝うために作った曲だけど、今では大きな意味での門出の曲になった」と「３月９日」を熱唱した。

また、ａｕ携帯電話の「ＬＩＳＭＯ」のＣＭに起用され、音楽配信が１２０万ダウンロードを突破した新曲「Ｓａｋｕｒａ」も披露。３人の突然の登場は通行人を驚かせたが、約５０００人が足を止め耳を傾けていた。

　レミオロメンは小学校から高校まで同級生だった藤巻さん、ベースの前田啓介さん（２９）、ドラムの神宮司治さん（２９）が００年１２月に結成した。「３月９日」は３人の共通の友人の結婚を祝うために０３年に制作された曲だが、ドラマ「１リットルの涙」の中で合唱され、“卒業の定番曲”としても愛されている。

　「レミオベスト」は、売り上げ１００万枚を記録した「粉雪」、昨年、フジテレビ系の北京五輪テーマ曲に起用された「もっと遠くへ」などおなじみの曲に加えて、妻夫木聡さん主演の映画「感染列島」主題歌「夢の蕾」、「Ｓａｋｕｒａ」の新曲２曲を加えた１５曲入り。ＤＶＤ付きは３９００円。ＣＤのみは３１５０円。