宙のアルバム

猫の宙を中心に最近の話題から家庭の出来事気まぐれに書きます。

長島最速逆転銀!「自分に感動した」加藤 悔しい銅も「ギリギリ合格かな」

バンクーバー五輪スピードスケート男子500メートルで、長島圭一郎(27=日本電産サンキョー)が1回目35秒108の6位から、2回目34秒876の好タイムで逆転。合計1分9秒98で銀メダルを獲得した。加藤条治(25=同)も銅メダルを獲得し、そろって今大会の日本勢で初のメダリストとなった。日本は前回のトリノ五輪で、6大会連続で上っていた同種目の表彰台を逃したが、92年アルベールビル五輪以来となる2つのメダルを獲得。日本のお家芸が華々しく復活を遂げた。

本気で金メダルを狙っていた。最終組で滑った2回目。加藤はゴール後、タイムを確認すると、すぐさま両手で頭を抱えた。2位の長島に100分の3秒差の3位。「今回は準備万端だったのに、てっぺん獲れなくて悔しいです」。最後まで笑顔はなかった。

 1回目は第2カーブでバランスを崩しながらも34秒937で3位につけた。トップとは100分の7秒差。絶好の位置にいた。2回目は最高のスタートダッシュだった。最初の100メートルを全体2位の9秒56で通過。だが、最初のカーブの出口で体が浮いてしまって失速。1回目から0秒14落として、98年長野五輪清水宏保以来の金メダルは夢と消えた。

 「最低でも銅メダルを獲れたんで、ギリギリ合格かな」